「愛知県のカーナビ盗難被害が全国的に突出している」らしいのです。
愛知県在住でカーナビがないとドライブができない私は、被害現状を把握するべく自分なりに調べてみました。対策についての記事もありますので、良かったら読んでください。
愛知県の被害が全国の5割を占める
近年メーカーなどの対策が強化され、ここ数年は全国的に減少傾向にあったカーナビの盗難被害が、愛知県で再びいちじるしい増加を見せているようです。
愛知県内の今年のカーナビ被害は、9月末の時点で260件。この数字はすでに昨年1年分の2倍に達しており、全国被害の5割近くを占める異常事態となっています。
過去にはメーカーが対策を強化
かつて多発したカーナビ盗難をめぐっては、トヨタ自動車が2007年からパスワード設定機能を設けるなど、各メーカーも相次いでセキュリティ対策を強化したんですね。
また、最近のカーナビの多くは、いったん車体から取り外すとパスワードを入力しないと再起動できない仕様となっているようです。
さらに、トヨタ自動車では系列ディーラーにカーナビが持ち込まれた場合、警察の盗難情報と照会する仕組みをとっています。盗んでも、使用や転売がしにくくなったことで被害は激減していました。
窃盗グループが対策を破る手口を発見
各メーカーの努力があり激減していた盗難被害が、今年に入ってから増加に転じたのです。
7月には豊田市とみよし市で、一晩のうちに民家の車庫や月ぎめ駐車場に止めた乗用車十数台からカーナビが盗まれる被害があったのです。
被害増加の影には窃盗グループがパスワードロックを解除する手段を発見した疑いがあり、ディーラーによる盗難照会の仕組みをかいくぐり、組織的に流通をさせている可能性があるようです。手口が広がれば被害が拡大する可能性大なので対策を考えたいですよね。
盗難から守る3つの対策
カーナビ盗難防止を含む車上荒らしの本質的な対策は、
「犯人に盗みにくいと思わせること」
が重要と考えます。よく言われる対策として、
- カーナビにカバーをかける
- セキュリティコード機能を搭載したカーナビを選ぶ
- 盗難防止ナットを使用する
などありますが、これらの対策は窓を割られたり、鍵穴を壊されたりして、室内に侵入されてからわかることなんですね。僕としてはせっかくの愛車に傷をつけられるのが嫌なので、そうなる前の対策を3つ提案します。
- 車を明るい駐車場に置く
- ハンドルやタイヤをロックする
- ドライブレコーダーを装着する
1.車を明るい駐車場に置く
盗難防止の基本ですね。
犯人の心理を考えると、明るい場所や、いきなり照明が点灯するのは嫌なものです。センサーライトは太陽電池搭載のコードレス仕様がありますから、簡単に設置できますね。この対策の効果は大きいと思います。
2.ハンドル・タイヤをロックする
これも犯人心理からすると、「ハンドルやタイヤがロックしてある車のオーナーは、カーナビも盗難防止ナット等の対策してあるに違いない」と思はずです。
わざわざリスクを冒さなくても他の車を探してくれそうですね。
3.ドライブレコーダーを装着する
個人的に1番おススメしたいのがこれ!
駐車監視モード付きのドライブレコーダーです。エンジンをかけていない時でも音と映像を記録することができるので、当て逃げやいたずらの場合でも映像を手掛かりに犯人を見つけることができます。
もし私が犯人なら、ドライブレコーダーに容姿が写るリスクを考えてその車は避けますね。機種によっては視野角が広いものありますので、大きな抑止力になること間違いないです。
まとめ
昨今のカーナビ被害状況と対策についてお話しました。
メーカーの努力により全国的に減少傾向となったカーナビ被害ですが、愛知県では今年から増加に転じています。これはメーカーがいくらセキュリティを強化しても、犯行グループが対応するイタチごっこだと思うんですね。そうなると、自分の愛車は自分で守る時代かもしれません。
本質的な対策として重要なことは、
犯人に盗みにくいと思わせることです。
- 車を明るい駐車場に置く
- ハンドルやタイヤをロックする
- ドライブレコーダーを装着する
この3点を取り入れることで、カーナビ盗難も含め車上荒らしにも大きな効果があると思います。大事な愛車守るために、防犯対策を検討してはどうでしょうか?
以上、この記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。