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本格的なマラソンシーズンを迎え毎週のように各地で大会が開催されていますが、中には、人生で初めてフルマラソンに挑戦する方もいると思います。
フルマラソンを含め、マラソン大会に初めて参加される方は当日の天気はもちろん、朝の食事内容、会場までの交通状況、また到着してからの段取りなど、不安要素はたくさんあると思います。
そこで!
今回の記事は、わたしが数多のマラソン大会に出場してきた経験を生かし、レース当日の朝からスタートするまでに「知っておきたいポイント」をまとめてみました。
マラソン大会に初めて挑戦する方やマラソン初心者の方には参考になる内容だと思います。是非ご覧ください。
マラソン大会当日知っておきたいポイント
マラソン大会当日、スタートまでに知っておきたいポイントです。
[box class=”blue_box” title=”知っておきたいポイント”]- 大会当日の朝食
- トイレの混雑状況
- 準備運動
- スタートまでの寒さ対策[/box]
以下に説明していきます。
① 大会当日の朝食
大会当日の朝食はけっこう悩むポイントだと思います。
初めてフルマラソンに挑戦する方は「朝食をたくさん食べておかないとガス欠になるかも!?」と心配されるかもしれませんが、私のアドバイスとしては普段通りの食事でいいでと考えてます。
理由は、あまり食べ過ぎると体が重く走りづらくなりますし、内臓が食べ物を消化するのに手一杯となり、排出まで手が回らなくなるからです。
その結果トイレにいくタイミングを逃し、朝から焦ることになりかねませんので普段通りの食事をすることをおススメします。
オリンピック金メダリストの朝食は?
参考までに現役時代の高橋尚子さんの朝食内容を紹介します。
[box class=”blue_box” title=”シドニーオリンピック当日の朝食”]- お餅(二つ)
- ご飯(少量)
- 味噌汁[/box]
高橋尚子さんが金メダルを獲得したシドニーオリンピック当日の朝食は、お餅とご飯と味噌汁だけでした。(試合のときはほぼこのメニュー)
世界のトップランナーでもそんなに食べていないですよね!?
高橋さん達選手は走っている最中に水分しか補給できませんが、素人のランナーはエイドステーションでバナナやチョコレート、開催場所によっては「うどん」や「ぜんざい」などが補給できます。
よって、ガス欠で走れなくなることはなく、朝からお腹いっぱい食べる必要はないと思います。
豆知識 高橋さんがお餅を選ぶのは、ご飯よりお餅の方が凝縮されており、しっかり炭水化物が摂ることができるからです。お餅は腹持ちもよく、2つも食べれば身体にエネルギーを蓄えられるそうですよ。
ちなみに私はフルマラソンを走るときでも朝は何も食べません(;’∀’)
食べたとしても味噌汁ぐらいですし、レース中のエイドステーションで水分補給をしながら走れば完走できます。(世の中こんな人もいます)
② トイレの混雑状況
(引用元:かすみがうらマラソン)
2つ目は会場のトイレ状況です。
緊張するとトイレに行きたくなる方は特に注意が必要です。大体どの大会も写真のようなトイレ待ち渋滞が発生しますから、トイレは最大限に気を付けたいポイントになります。
まず男子トイレの大便器は小便器に比べ圧倒的に数が少ないので、かなりの待ち時間が発生すると思ってください。
男子トイレで並んでいる方は、ほとんどが大のほうなので、小を足したいときは並んでいる横を通過してトイレに入るようにしましょう。
以前、大の方に並んだことがありますが、そのときは20分ほど待って「もういいや」と諦めました。どうしても用を足したいときは、お腹の具合と時間に余裕をもって並ぶようにしましょう。
トイレ対策は?
トイレの対策で一番いいのは「家で済ます」ことです。
早めに起きて、まずお水を飲むなどして腸を刺激する方法もありますし、軽く食事をしてゆっくりコーヒーを飲みリラックスして、もよおしてくるのを待つのも手もあります。
他にも、マラソン会場に行くまでのコンビニや公園トイレの場所をチェックしておけば、会場に到着する前にそこを利用することもできます。
あと、最悪トイレに行けずスタートした場合でも、コース上にトイレは多数あります。あらかじめに何キロ地点にトイレが設置してあるかコース表で確認しておくと安心できますよ。
[aside type=”warning”]注意事項- 男性の大便器は少ないので大渋滞する
- 大会がメジャーになるほどトイレも混雑する
- 大は時間に余裕をもって並ぶ
③ 準備運動
3つ目は準備運動です。これはわたしが初心者のころ悩んだポイントです。
初心者の頃は、周りで他の選手が走っているのを見ると、自分も焦りつられて走ってましたが、今は準備運動の段階で走ることはありません。
これは普段の練習で走りはじめるときに「ほぼ何もせず走り出す」ので、「特に大会だろうと関係ないよね」という結果にたどり着きました。
ただし、スタート前にストレッチや屈伸など柔軟運動はケガ防止のためにしっかり行うようにしています。
豆知識 有名なマラソン大会になると参加人数が多いため、スタートしてからの数キロは団子状態が続きます。その時のスピードは、ゆっくりのジョギングぐらいのペースなので、私はその間をウォーミングアップにあてています。
④ スタートまでの寒さ対策
(引用元はこちら)
4つ目はスタート前の寒さ対策です。
これはかなり重要です。
開催日時や場所によってはスタート時の気温が1桁のところもあります。スタート開始の20~30分前には、スタート地点に並んでおきたいので、半袖半ズボンのウェアでは走り出す前に体が冷え切ってしまいます。
そこで、
寒さ対策におススメなのが使い捨てのポンチョです。
使い捨ての安価なポンチョなら、走り出して体が温まりだしたら捨てることができます。ポンチョの代用として、百均の雨合羽や家庭用のゴミ袋をハサミで切って頭からかぶる方もいます。
ようは風をさえぎることができればスタートするまでの数十分は冷えをガマンできるので参考にしてみて下さい。
豆知識 ポンチョが不用になったらエイドステーションのゴミ箱に捨てるか、沿道の係り員の方に渡せば引き取ってくれますよ。
オシャレに寒さ対策をしたい方はこちらの商品をどうぞ
↓ ↓ ↓ ↓
最後に
マラソン大会当日のスタートするまでに「知っておきたいポイント」を紹介しました。
[box class=”blue_box” title=”知っておきたいポイント”]- 大会当日の朝食
- トイレの混雑状況
- 準備運動
- スタートまでの寒さ対策[/box]
大会当日、初心者の方はこれらを知っておくと役に立つときが来ると思います。ぜひ参考にしてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。